芸能事務所「海汐プロダクション」

見事、500人の応募から準主役を勝ち取った　山口太幹（当時、小学1年生）がどのように撮影を頑張ったかを紹介します。

劇場映画「巫女っちゃけん。」主演：広瀬アリス
共演：リリー・フランキー、MEGUMI、飯島直子、原口あきまさ　他

福岡での撮影は、7月下旬の夏休みに行われた。
3週間、事務所の代表海汐祐希と共に、出演者が宿泊するホテルに泊まって、撮影現場に向う生活を送る。
当時、太幹はまだ小学1年生。親御さんと離れて、代表と一緒に泊まって3週間生活するというのは、とても大変なことだと思っていた。
真夏の暑い中、太幹はゴミ袋をかぶっての演技。長時間の撮影で体力がもたず、何度が病院にも行った。
しかし、どんなに辛くても泣き言ひとつ言わず、現場を楽しませてくれる太幹を見て、とてもすごい子役だと関心したことを覚えている。
主演の広瀬アリスさんとも仲良くなり、休憩中は一緒に遊んでくれた。
その他の出演者の方々もかわいがってくださり、休みの時は映画に行ったり、動物園に行ったり、リフレッシュもしながら、初めての撮影はとても楽しい現場だった。

グ・スーヨン監督はわかりやすく演技指導をしてくれた。
太幹はしっかり、監督の言葉を理解し、お芝居ができた。監督はとても褒めてくれました。

「母親に虐待を受け、言葉を話すことができなくなった健太はしわすと出会い、徐々に心をひらいていく。」

初めての映画出演で、言葉を話せない役を演じなくてはいけない太幹は、当時はお芝居をしなくてはという感じより、
監督に言われたことを、自分なりに表現し、感性で動いていたのではと考える。

この初めての撮影が、太幹を大きく成長させ、子役として一歩を踏み出すことができた！